マイホーム

マイホーム・メンテナンス:駐車場の塗装ほか。明かり窓を設置、LEDに交換・換気口を塞ぐ・瓦の塗装。

・・・マイホームも築後30年過ぎますと、いろんなところでメンテナンスが必要となってきます。

今回は駐車場の塗装劣化に伴い、3回目の塗りなおしと、駐車場と市道の間の蓋の交換をしました。

それに伴い明かり窓の設置照明をLEDに変更しました。

又、居間の換気口を閉鎖瓦の一部塗装にトライしました。この記事が何か参考になれば幸いです。

駐車場の塗装ほか、長持ちさせる3つのポイント。

写真:駐車場と階段の上り口;今回三回目の塗りなおしでした。

 

駐車場の塗装が劣化したため、塗りなおしました。

それに伴い塗装を長持ちさせる3つのポイントを記事にします。

1.従来の塗装の丁寧な剥離作業がポイント。

・・・後期高齢者の仲間入りをした現在、今後の健康の事を考え最後になるかもしれないので特に念入りにしました。

具体的には、以前の塗装の剥離を時間をかけて、丁寧にやることでした。

加えてペンキは劣化しないように、小さな容器入りをこまめに買い足して鮮度を保つようにしました。

写真:今回は、従来の塗装を可能な限り丁寧に剥離しました。

 

1.隔離(はくり)作業工具

剥離作業には金ブラシ・ドライバー・ニッパなど工具を使い、隅々まで丁寧に根気よく剥離しました。

今回剥離作業に使った道具、ブラシ四本つぶしました。意外とドライバー は大いに役立ちました。

写真:今回剥離作業に使った道具の面々。

 

2.大きなひび割れ等の下地補強

大きなひび割れ・凹みがあればセメントで補強しました。

小さなひび割れはブラシ・ドライバーなどでごみを除去した後、筆で塗料を塗りこみました。

3.塗装作業のチェックポイント

塗装作業が終わっても、次の雨の日の翌日に塗装の状態を再チェックします。

雨により、塗り残し・ひび割れの個所から水分が入り込むと、その部分が水分でふくらむので事後チェックが容易です。

壁を斜めから見るとその部分が膨らむので、発見は容易です。

再度丁寧に剥離作業を行い、乾燥具合を確かめてから再び塗装を施します。

塗装を長持ちさせるため、丁寧な剥離と塗り面の補強そして雨の日の後の再チェックがポイントです(下記、写真参照)。

写真:雨の日の翌日に水分で膨らんだ部分、再度剥離・塗装しました。

 

2.塗りむらのない丁寧な作業をする。

・・・建設用・マスキングテープ・塗装用ローラーなど使い、塗りむらの無いよう数回にわたり重ね塗りをしました。

写真:塗装の飛び散りを予想して、新聞紙を使いマスキングテープを貼りました。

 

塗装作業に夢中になり、自分の服にペンキが掛からないように新聞紙とマスキングテープを多用しました。

又、駐車場面の思わぬところにペンキが飛び散ると、後からの除去作業に多くの時間と労力が必要となります。

除去作業に時間と労力とロスしない様、また綺麗に満足に仕上げるには塗料が周りに飛び散らないように作業しましょう。

3.ペンキは、一回の作業毎に使い切る分だけ購入する。

・・・塗料(ペンキなど)の劣化を防ぐため、一回の作業分だけ購入しました。

これは、過去に大量に買い、結果的に劣化した塗料を使ってしまった苦い経験がありました。

劣化した塗料は、過去の経験から言えますが、かえって長持ちしません。

今回の作業では、こまめに徹底して実行しました。少量買うのと大量に買うとでは、かなりコスト的に差がありました。

参考に下記塗料の値段票を記載しました。

値段は、(小):アサヒペン598円、(中):アサヒペン1080円です。よって(小)アサヒペンは、(中)アサヒペンの55.4%です。

よって(中)アサヒペンの0.7Lの55.4%は、0.39Lになります。しかし、(小)アサヒペンの容量は、0.2Lですから、約倍近くコスパ的に不利に設定されています。

<使用塗料:値段と容量>
  • (中):アサヒペン・水性多用途ペイント 0.7L ミルキーホワイト 1080円
  • (小):アサヒペン・水性多用途ペイント 0.2L ミルキーホワイト  598円
<使用場所>
  • 駐車場壁面:駐車場壁面・階段袖口・明かり窓全体
  • 居間の換気口:部屋の内側壁面・外側暴風カバーの外面と内面
<塗装道具の処理>

刷毛・ローラーはペンキが固まらないよう次の日の作業に支障のないように、作業後すぐに水に浸けました。

タイルに白いペンキが付かない様にビニールシートを敷きました。

写真:駐車場周りの塗装道具一式。

 

再塗装メンテナンス

駐車場の周り

駐車場周りをメンテナンス塗装後2年近くなりますした。

梅雨の季節を前に再メンテナンスをしました。

作業環境としては、梅雨の前、蚊が大量発生する時期がベスト(笑)。

<駐車場東角>

小さな亀裂でも金具の先でつつきながら、塗装の浮いてるところをはがします。

思ったより塗装部分が浮いている範囲が広かったので驚きました(下記2枚の写真参照)。

写真(2023/5/26):小さな亀裂を発見、周囲を叩きます。

 

写真(2023/5/26):塗装個所を特定しました。

 

<階段袖外側(隣接側)>

小さな亀裂発見!塗装の浮いてるところをはがします。

こちらも思ったより塗装部分が浮いている範囲が広かったので驚きました(下記2枚の写真参照)。

写真:小さな亀裂。
塗装の浮いてるところをはがします。下には幅広のマスキングテープを貼りました。
写真(2023/5/26):再塗装個所を特定。

 

その他のメンテナンス

パーゴラ周り

<円形のレンガ>

パーゴラの真下の円形レンガ敷地、継ぎ目のセメントに亀裂が目立つようになりました。

亀裂の入った個所を砕いた後、水をまき周りのレンガを湿らせます。その後、速乾モルタル(小袋)で2か所補修しました。

写真(2323・5月):手前と上部(下記写真)がメンテナンス部分。

 

写真(2026・5月):中央がメンテナンス部分、左側が手作り濡れ縁。

 

<手作り濡れ縁>

濡れ縁に塗ったペンキも数か所剥げてきましたので、再塗装しました。

写真(2023/5/26):再塗装前の濡れ縁。

 

<塗装作業道具>

左から、布巾・軍手・養生テープ・幅広マスキング・ペンキケースと刷毛。

写真(2023/5/269:再塗装に使った作業道具。
<再塗装後>

塗装作業を進めるうえで、ペンキの飛び散りを防ぐ幅広マスキングが大変役立ちました。

写真(2023/5/26):再メンテナンス後の濡れ縁。

 

駐車場の蓋を交換

・・・駐車場と市道の間にある排水溝を覆う蓋が、劣化してきました。セメント製の蓋の劣化は防げません。

蓋が割れて車輪が溝に落ちる前に対策が必要です。

DIYショップで溝の蓋を下見しました。セメント製アルミ製の二つの種類しかありません。

しかし、溝の幅に応じてその種類の多さに驚きました。そしてその重量があり、とてもDIYでの対応は無理と判断しました。

加えて、市所有の道路上にある溝に関する施工なので、市の指定業者が施工しました。下記に依頼。

  • 業者名:株式会社 オオギ
  • 所 在:名古屋市緑区平手南二丁目418番地所在
  • サイズ:縦40cm・横60cm・厚さ10cm

駐車場に接する階段袖に明かり窓を設置

・・・私の設計ミスで、夜間に階段の袖が外套のあかりを遮ることが判明しました。

新築後駐車場と階段を完成し、その夜に明かりをつけるまで気づきませんでした。うっかりミスでした。

夜間に階段の使用危険なので、階段の袖にもう一つ階段専用の街燈を設置する考えもありますがスペースがありません。

こうなったら、階段の袖ブロックにアーチ型の穴をかっこよく開けて、明り取りの窓を開けるしかありませんでした。

真夏の日差しの下でタオルを首に巻き、金づち・石ノミで階段の袖にアーチ型の穴を開ける作業をはじめました。

写真:白いアーチのくり抜き作業:右上の薄い部分を削るときはヒヤヒヤでした。

炎天下の作業を思い出します。後日ブロックを削る作業は夕方に替えました。

ご近所様にはブロックを削る音が響き渡り、ご迷惑をかけたと思います。恐縮するとともに、ご近所様に感謝しました。

  • アーチのサイズ:縦36cm・横26cm・奥行18cm。
  • アーチの形・仕様:かまぼこ型・内側白セメント仕上げ。

セメントでブロックの穴を埋め内側から白セメントでカバーしました。

白いアーチが完成し、その夜階段の上に街燈の明かりが届いた感動と満足感は今でも忘れません。DIYの醍醐味でした。

写真:暗かった階段が暗闇に浮かび上がった時は、ヤッター!でした。

 

照明を白熱球からLEDに交換

・・・従来設置済みの白熱球が故障したので、目に優しい・寿命の長いLEDに交換しました。

白熱球は熱を持つので従来から心配でした。長い目でコスパもLEDで問題ないと思いました。

従来の白熱球を支えた鉄筒と、LEDを支える鉄筒とのサイズが合いませんでした。LEDの内径が小さいことが判明しました。

そこで、従来の筒を輪切りカットし隙間分の内側を鉄の輪を詰める加工をすることで業者と意見が一致し、LED照明に交換出来ました。

写真:丁度街路灯のはざまで暗い場所だったので、明るめのLEDに替えて結果オーライでした。

 

リビングルームの換気口を塞ぐ

・・・新築当時、一般的にリビングルームには、喫煙用の換気口が設置されていました(我が家に喫煙者はいませんでしたが)。

写真:家屋外部から見た、出窓上部の換気口を塞ぎました。

 

換気扇用の窓を通し聞こえてくる外の音(車の音)及び強風の時に換気扇フードが動く音を防ぎたいと思いました。

換気扇を取り外し、換気口を防水加工した合板で内側と外側から密閉しました。

リビングルーム側は壁紙を張り、換気口の位置を分からなくしました、よく見ると分かりますが(笑)。

写真:出窓と天井の間にある換気扇の穴を、白い壁紙で塞ぎました。

外壁側は暴風蓋と合板の隙間をボンドで埋め、白いペンキで防水しました。

換気口を塞ぐことで、車や風雨の強いときも外の音を遮断でき、一段と室内が静かになりました。

換気扇フードが、強い風の影響で不規則に発する音もなくなり快適に過ごすことが出来ました。

セメント瓦の塗装にトライ

・・・家屋全体から見れば一部ですが、玄関上のセメント瓦の塗装にトライしました。

写真:門から直接見える玄関の屋根の後ろ側、西日の影響も大きいです。

現在塗装から、4年ほど経過していますが、まずまずの状態で当時の状態を保っています。

経過を説明しますと、玄関の上の瓦の塗装がはがれはじめました。他の場所より日照りを浴びる時間が長い場所です。

その場所は、庭先からも目に付くような位置にありましたので、DIYでチャレンジしてみました。

入口の門から直接見える玄関屋根周辺が今回の塗装した部分です。

丁寧な下処理

先ず、瓦から浮いた状態の塗料をぼうきれ・熊手で満遍なくはがしました。

塗装する前、細かい塗装のかけら・ほこりを払いました。

ペンキは劣化を防ぐため、一回の作業で使い切る程度の量を購入しました。

刷毛による塗装

・・・刷毛にペンキをたっぷりつけ、セメント瓦に摺りこむように塗りました。

まとめ

・・・セメント瓦の塗装の耐久性は永遠の課題だと思います。

塗装前の丁寧な剥離ゴミの撤去そして劣化してない塗料を使用することが重要だと思います。

そうすれば、そこそこ耐久性は保証されると思います。駐車場の塗装とセメント瓦の塗装を経験して実感しています。

又、ブロックの穴あけ・換気口を塞ぐ・駐車場と市道の溝の蓋の交換など、次々と出て来そうです。

戸建マイホームのメンテナンスは、焦らず半分楽しみながらマイペースで出来れば良いかなと思います。

この記事が何か参考になれば幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。