・・・第80回記念 現展 名古屋展が下記の如く開かれています。
展示作品を紹介しますのでご参照いただければ幸いです。
展示部門は、平面(絵画・版画・デザイン)、立体、工芸、写真です。
第80回記念 現展
現展 本展(東京)
- 展示会場:国立新美術館
- 展示期間:2024/5/29(水)~6/10(月)
- 展示部門:平面(絵画・版画・デザイン)、立体、工芸、写真。
名古屋展(名古屋)
- 展示会場:愛知県美術館ギャラリー
- 展示期間:2024/7/9(火)~7/15(月)。
- 展示部門:平面(絵画・版画・デザイン)、立体、工芸、写真。
関西展(京都)
- 展示会場:京セラ美術館
- 展示期間:2024/7/23(火)~7/28(日)
- 展示部門:平面(絵画・版画・デザイン)、立体、工芸、写真。
現展 名古屋展 展示作品紹介
・・・名古屋展は、東京で5/29(水)~6/10(月)に開かれた現展の受賞者を含め展示されています。
本ブログは展示作品の中から受賞者作品を中心に紹介しています。ご了解いただければ幸いですす。
受賞者、受賞者及び作品の紹介
・・・受賞者(全国の受賞者を対象)及び作家作品を紹介します。
SONPO美術館賞
水上卓哉(平面・会員):いのちの大樹(武名のガジュマル)
SONPO美術鑑賞を受賞の「いのちの大樹(武名のガジュマル)」。
展示壁面の一杯を飾り、ひときわ存在感を放ちます。
1940×2910mmの大画面に加計呂麻島のガジュマルを描くこと制作に4か月をかけた超大作です。
大画面の中に吸い込まれ、時の経つのも忘れてしまいました。
準会員賞
國近政子(平面・準会員):夜空への招待
竹内豊明(立体・準会員):土の炎
新人賞
田中みゆ紀(平面・一般):五節の舞い~瀬織津姫~
マツダ賞
吉川サキ子(平面・会員):青の刻
セコニック賞
田中晴子(写真・会員):命の輝き
推挙者、名簿
会員推挙
國近政子(平面・準会員):夜空への招待
前述、準会員賞に掲載
宮田静枝(平面・準会員):スポットライト
後述、中日新聞社賞に掲載
松岡 勇(写真・準会員):海を渡る
準会員推挙
宏 依(平面・会友):ある日の夢
加藤恵次郎(平面・会友):シオン
森本厚志(平面・会友):インスピレーション
藤井晴美(工芸・会友):イマージュ
会友推挙
田中みゆ紀(平面・一般):五節の舞い~瀬織津姫~
前述、新人賞に記載
堀場和子(平面・一般):土管坂
仁木雅子(平面・一般):遥~大地と共に
板崎たまみ(工芸・一般):
中部の賞、受賞者及び作品の紹介
・・・受賞者(中部の作家を対象)及び作品を紹介します。
愛知県知事賞
浅井瑛子(平面・会員):木靈No.42 沈黙と花
中日新聞社賞
宮田静江(平面・準会員):スポットライト
<作者コメント>
後述、新聞記事に記載
東海テレビ放送賞
鍵本光昭(平面・会友):新しい朝~平穏の始まり~
加藤恵次郎(平面・会友):シオン
前述、準会員に推挙に掲載
八十回記念展賞
・・・第80回記念 現展全体の目線から、記念賞・会員賞・審査員特別賞を記載します。
八十回記念展賞
西山直子:Relation
小池秀夫:生まれいずる2024
斉藤 亘:赫い窓
会員賞
内田智子:華化羅2024-夢幻
小林幸雄:Connection
山本淑子:Flow 2024(飛流乗雲)
多田茂徳:風伯
中村慎一:ZIG-ZAG
審査員特別賞
翠八幡一郎:蒼翠
その他
新聞記事
・・・”現代美術直感で捉えて”のタイトルで「現展 名古屋」が新聞記事に掲載されましたので紹介します。
抽象画や工芸品などの「現展」名古屋
現代美術を集めた「第80回現展」の名古屋展が名古屋・栄の県美術館ギャラリーで開かれている。15日まで。
東京・国立美術館での全国展で展示された574点から141点を厳選。
約50点は中部地方からの出品で、現代美術家協会の会員による作品だけでなく、
一般公募の絵画や工芸品、写真なども並ぶ。
ライトを浴びて踊る女性を鮮やかに描いた宮田静江さん(80)=日進市=の「スポットライト」が中日新聞社賞を受賞。
「頑張っている人に光が当たって欲しいという思いを込めた。その鮮やかさを表現するため明るい色を重ねた」と説明する。
会場には、ステンドグラスや、複数の革を貼り合わせた平面工芸など個性ある作品がずらり。
支部長の樋口一成さん(68)=岐阜県多治見市=は「抽象画や工芸品などの捉え方は、見た人の感性に委ねられている。
理解しようとするのではなく、直感で受け取って欲しい」と話した。
一般700円、高校・大学生400円、中学生以下無料。以上(2024/7/11日、中日新聞より)。
第80回記念 現展 名古屋展のまとめ
・・・SONPO美術鑑賞を受賞の「いのちの大樹(武名のガジュマル)」の作者水上卓哉氏から、
「現展」のご案内を頂き、早速名古屋展を拝観させていただきました。
前述の大作に描かれたガジュマルの大樹は、力強い幹から枝を伸ばし、展示場の壁面一杯に存在感を放ち圧倒的存在でした。
制作に4か月を注力された渾身の超大作の世界に魅せられ、時の経つのも忘れ見入ってしまいました。
他の作家の方々の作品も若々しさにあふれ、意欲的な作品が多く感じられました。
充実した一時と数々の作品からパワーを頂き、感謝申し上げます。
その中でも「現展」は、作品のジャンルが多くバラエティーに富んでおり勢いとエネルギーを感じます。
今後共、「現展」の発展と作家の皆様の活躍を楽しみにしております。
最後までご覧いただき有り難うございました。