アート

杉藤万里子:シルクスクリーン版画展、作品紹介。その他

 

・・・杉藤万里子: シルクスクリーン版画展「茱萸の樹の下で」(PART2)”が、アートサロン金工堂で開催されています。

力作の中から、猛暑を吹き飛ばす活力をいただきました。絵画ファンのあなたとシェア出来たら幸いです。

杉藤万里子: シルクスクリーン版画展

アートサロン金工堂

  • サブタイトル:「茱萸の樹の下で」(PART2)
  • 開催期間:2024/8/21~8/30
  • 画廊所在:名古屋市中区錦3-16-22、TEL052-961-0154
  • アクセス:地下鉄東山線・栄2番出口前
  • 開催時間: PM12:30~PM:5:00(最終日PM4:00)。

作品紹介

・・・杉藤さんの最近の作品のモチーフは、自宅に育つ3メートル余の茱萸(グミ)の木の力強さです。

画廊左側

希望のカリーナ

 

カリーナの願い

 

茱萸・つぼみ

 

茱萸・花とつぼみ

 

画廊正面

・・・画廊正面の展示作品3点は、縦長の大作です。作品の特徴である水性シルク独特の発色が目を引きます。

茱萸・花風景

茱萸・愛しき者

茱萸・涙

 

画廊右側

大地の贈り物(1)

 

希望のピラカンサ

 

大地の贈り物(2)

 

はこぶ(Ⅱ)

 

 

鳥と実(Ⅰ)

 

鳥と実(Ⅱ)

 

画廊台座

・・・画廊台座に展示された小作品は、趣あるアンティーク額にマッチ、画家のセンスがうかがえます。

ギャラリー内から

誇り高きカリーナ

 

あかりの花

 

椿

 

ギャラリー外から

 

茱萸

 

ポインセチア

 

陽光

 

その他

新聞で紹介

・・・今回、”杉藤万里子 シルクスクリーン版画展「茱萸の樹の下でPART2”が新聞に掲載されました。

杉藤万里子 シルクスクリーン版画展「茱萸の樹の下でPART2 21日(水)~30日(金)、

後0:30~5 名古屋市中区錦3、アートサロン金工堂。

日進市在住で春陽会版画部会員の杉藤さんが自宅の庭にあるグミの木をモチーフにした作品=写真=や小物など24点を展示する。

土、日曜休み。最終日は後4;00迄。(問)金工堂=052(961)0154。

題材の茱萸(グミ)の木

・・・近年題材にしているのは、自宅の庭にある高さ3メートル余のグミの木です。

育って40年以上にもなる木でしばらく実を付けない年が続いたと言う。

ところが10年ほど前から、又赤い実をたくさんつけだしたという。

頑張れ、と私を励ましてくれているよう」と杉藤さん。近年の作品の大事なモチーフとしてきた。

ペンで描いた原画を写し取って版を起こし、色を重ねる。赤、緑、黄と言った原画を主体に使い、

たくさんの実を付けた姿やクリーム色の筒状の花を咲かせた様子力強く表現した(過去の新聞記事)。

画暦他

画暦

  • 2001 第78回春陽展 奨励賞(第86回 奨励賞 第87回 会員推挙)。
  • 2002 利根山光人記念大賞展(2004奨励賞)。
  • 2015 公募団体ベストセレクション美術2015(主催 東京美術館)。
  • 2019 伍人展(愛知県美術館ギャラリー)以後、毎年開催。

伍人展

・・・第60回 伍人展(2019年)から同展の新メンバーとして加入。以後毎年出品活動中。

写真(後列中央が作家の杉藤さん):第60回伍人展のメンバー。

招待出品

  • 韓日交流文化展・ドイツシュッペンドハウス美術館国際交流展。
  • モンゴル赤峰大学 愛知県立芸術大学研究交流展・バリ島国際交流展。

作品所蔵

  • 国立台湾美術館・バリ島ウブド  ネカ美術館。

寄贈

  • JALデゥセルドルフ店。

個展

  • 版画・版画on衣装・シルクスクリーン版画展(ギャラリーラウラ・ギャラリー椿寿)

海外グループ展

  • ドイツ・スペイン・メキシコ・ニューヨーク・サンクトペトロブルク。

所属

  • 春陽会版画部会員 日本美術家連盟会員 愛知芸術文化協会会員。

シルクスクリーの活用

・・・シルクスクリーンの活用として、衣服類に着色し個性を楽しむ事が注目されています。

下記は、シルクスクリーンを活用し布に刷った、明るい青と黄から成るウクライナ色のワンピース(作家作成)。

写真(2024/8/22):アートサロン金工堂入口にて。

 

 

写真(2024/8/22):プリントしたワンピース部分。

 

杉藤万里子:シルクスクリーン版画展のまとめ

・・・今回の個展だけでなく、杉藤万里子さんの幅広いエネルギッシュな活動ぶりに感心します。

現在、春陽会会員、日本美術家連盟会員、愛知県文化協会会員としても活躍中です。

さらに身近なところでは、NHK文化センター講師としてシルクスクリーンの普及に尽力中です。

今回は、展示作品(水性シルクスクリーン)から伝わる本物の迫力を堪能しました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。