第96回 国展 名古屋展、展示作品(2022/5/24~5/29)。
愛知県美術館ギャラリー8F
版画部会員
前田政晴 (木版)。
・・・奈良県美術人協会で活躍中。独特の温かみが伝わってくる作風に、多くのファンを持つベテラン作家。
米倉泰民(シルクスクリーン)。
・・・グラデーションとさまざまな形と細い平行線で描かれる作品の展開には、毎回驚きと新鮮さがある。貴重なシルクスクリーン作家。
小原喜夫(木版)。
・・・精神性に富んだ作風は、海外でも評価が高く作品は海外の美術館にも多数所蔵されている。
穂積千幸 (木によるリトグラフ)。
・・・国内外にその魅力をFacebook・YouTubeなどで積極的に発信中です。木によるリトグラフ第一人者。
津田恵子 (銅板)。
・・・音色を形と色に、銅板で表現する創造力豊かな人気作家。ピアノも演奏し、根強いファンも多い
畑 涼一(木版)。
・・・彫りのスペシャリスト。二版の組み合わせで多様な表現を可能にするのが特徴。経験豊かな彫りの第一人者。
吉川房子(木版)
・・・赤い色を基調にした明るい作風から人気の作家。根強いファンを持つベテラン木版作家。
沼田豊彦
羽多野豊子(木版)
・・・花火が大好きです。作品からほとばしる力強い熱気に、パワーをもらいます。
笠井直美(リトグラフ)
佐藤豊子 (木版:新会員)。
・・・細かい線の彫りと独特のコラグラフ。木版画を愛する情熱と、粘り強い穏やかな心を持つ作家。
弘中征夫(木版)。
鈴木洋子(準会員優作賞・新会員)
・・・ミックストメディア、作風の変化まさに沈黙。
版画部・準会員
恵子(コラグラフ)。
高野理栄子(コラグラフ:版画部奨励賞)。
黒田明子(木版)
…国画賞・新準会員
浅井重一(木版:新人賞・新準会員)。
・・・油絵、銅板画制作を経験、そして現在は木版。新人賞・準会員に推挙。期待の中年の星。
会友・一般応募作品。
斉木 勝(木版:会友賞)。
辻田 敬(デジタルプリント:新人賞)。
遠藤己喜雄 (木版・版画部奨励賞)。
わたなべ淑子(銅板・エッチング:版画部奨励賞)。
石川敦之 (木版)。
・・・「愛知芸術文化センター」の計画・建設に携わった建築士。独特の表現力で、ヨーロッパの建築物をテーマとする。
松元 哲 (木版:平塚運一賞)。
・・・木版彫りの経験が豊富、細かい彫りが特徴。写真の腕前もプロ級、期待の若手作家。
徳山ヒデミ(銅板・初入選)。
以上65回国展版画部作品の一部を紹介しました。ご高覧有り難うございました。
春陽展(2022/5/17~5/22)の作品紹介は、当ブログ中盤以降、第95回国展版画部作品一部紹介の後に記載されています。
第95回国展 版画部作品一部紹介
第95回国展(名古屋)会期:(2021/5/25~5/30)
第95回国展は、新型コロナウイルスの感染拡大により東京本展・大阪展は中止となりました。
結果的に、国展(名古屋)のみの開催となりました。国画会(版画部)に所属するブロガーうたまろが報告します。
- 展示作業日:5月24日
- 展示作業者:版画部20名とアルバイト若干名
- 作業時間:PM2:00~PM5:00
版画部会員
前田政晴 国画会(版画部)及び奈良県美術人協会で活躍中。その他の作品を見る。
<参考>前田政晴木版画展開催もおススメです。
穂積千幸 国画会(版画部)木によるリトグラフの第一人者。
国内外にその魅力をFacebook・YouTubeなどで積極的に発信中です。その他の作品を見る。
畑 涼一 国画会(版画部)木版による、白黒の彫り作家の代表者の一人。
あらゆる彫りの技法を駆使しての作品にファンも多い。その他の作品を見る。又朝日カルチャーセンター・木版画名古屋教室の講師
形 720 <木版>90×90cm
津田恵子 国画会(版画部)で銅版画家として活躍中。自らピアノを演奏し、音楽を視覚的に表現しています。
変奏曲を形・色で奏でる創造力豊かな作家。その他の作品を見る。
版画部準会員
藤﨑増男 国画会(版画部)伝統的な木版を基調とした作家。
築地塀をモチーフとした作品が特徴。その他の作品を見る。
佐藤豊子 国画会(版画部)細かい彫りと独特のコラグラフが特徴。
木版画を愛する情熱と、粘り強い穏やかな心を持つ作家。
My world <木版>127.5×97.5cm
恵子 国画会(版画部)コラグラフ技法と、味わい深いマチエールがの作品が特徴。
文字からインスピレーションを受け、その感覚を表現しています。
景 <コラグラフ>121×94cm
一般受賞者作品
版画部奨励賞 浅井重一 国画会(版画部) 油絵・銅版画を経験し、木版画にトライ中。
今回初受賞。水彩協会賞も受賞、期待の作家。
湿原Ⅴ-1 <木版>103×78cm
一般応募作品
石川敦之 国画会(版画部)「愛知芸術文化センター」の計画・建設に携わった建築士。
独特の表現力で、ヨーロッパの建築物をテーマとする。
松元 哲 国画会(版画部)初出品・初入選、細かい彫りの白黒が特徴。写真の腕前もプロ級、期待の若手作家。
壊13 <木版>92×72cm
近年、展示会の飾りつけ作業は、メンバーが高齢化しています。
東京からの作品到着後は、作品の運搬・陳列とほとんど立作業が3時間ほど続きます。
高齢者には年々体力的にヘビーになる感じがします。
今回は4時30分ごろ展示作業は、全員に事故なく無事に終了しました。
展示作業ができるだけでもまだ健康な証拠と、仲間と話しながら・・・。
今年は三密を避けるため、喫茶で一服することなく解散となりました。
作品活動を続けられる健康・仲間に感謝!そして、来館される方が展示会を楽しみにされ、それがつかの間でも癒しになれば幸いです。
第59回 中部国展 作品展示概要(2021/12/14~12/19)。
- 第59回中部国展会期:(2021/12/14~19)
- 展示場所:愛知県美術館
- 展示対象作品:中部地区作家作品
- 作品種類:絵画・版画・彫刻・工芸・写真
版画部 作品部紹介
版画部 会員と作品
小原喜夫(Z 20)
羽多野豊子(夢一夜-4)
畑涼一(Bamboo-21)
吉川房子(苑)
米倉泰民(秘境)
米倉泰民(風見搭)
版画部準 準会員と作品
恵子
佐藤豊子(My World 28)
藤﨑増男(層-21)
版画部 受賞者作品の一部
浅井重一(湿原VI-1)、無鑑査。
石川敦之(アーチ橋の見える街並)、新人賞。
松元 哲(壊-15)、中部国画賞。
徳山ヒデミ(翼と月と)、奨励賞。
春陽展(2022/5/17~5/22)。
・・・春陽会は1922(大正11)年、創立されました。現在絵画部・版画部合わせて700名を超える構成員を擁します。
毎年春に全国的な公募展として春陽展が開催されます。
名古屋展は、1925(大正4)年の第3回を開催した時から始まりました。現在中部地区からは130名ほどが出品しています。
春陽会賞(絵画部一部掲載・版画部)
絵画部
版画部
・・・名古屋市在住、鈴木知子さん。油絵の具を用いた紙版画で、人の形のようなものを表現した。(2022/5/18日、中日新聞)。
奨励賞
絵画部(一部掲載)
無言の音:藁科美穂。
版画部
・・・安城市在住永幡民子さん。接着剤などを組み合わせた版画作品。(2022/5/18日、中日新聞)。
南大路一賞
絵画部
版画部
会友賞
絵画部(一部掲載)
版画部
岡鹿之助賞
版画部
SONPO美術館賞
絵画部
遺作:鈴木孝太朗氏
鈴木孝太朗氏、遺作。
<同氏の遺作展>
5/R Hall&Gallery(2022/6/23~28)。
詳細:下記、中部春陽展記事。
第38回 中部春陽展(2021/12/7~12/12)
展示会場:愛知県美術館(8Fギャラリー)。
受賞者作品の一部
名古屋市教育委員会賞
今井加代子(題:Box)
中日賞(同人推挙)
伏屋史子(題:時 No.1)
大黒屋画廊賞
鏡味 満(題:荒川線)
同人の作品
船戸郁子(題:記憶の行方VI)
同人 鈴木孝太郎 氏(遺作2点)、遺作展開催決定!。
・・・2021年6月22日、逝去されました(64歳)。春陽会はもとより、版画伍人展の中心作家として、銅版画の普及に意欲的に取り組まれ、ご活躍中の出来事でした。
遺作その1(題:N・ASKA・L-201)
遺作その2(題:N・ASKA・L-211)
「版画伍人展」愛知県美術館で開催。代表の鈴木孝太朗氏が急逝、第60回【版画伍人集】作品紹介。ご参照ください。同氏のご冥福をお祈り申し上げます。
遺作展開催決定!
- 展示場所:名古屋市千種区今池 5/R ホール&ギャラリー。
- 日 時:2022/6/23~6/28。
鈴木孝太朗 遺作展 ご案内。
多くのファンを持つ鈴木孝太朗氏の遺作展開催が決まり、嬉しい限りです。
再び同氏の作品の世界に出会えることを楽しみにしています。最後までご覧いただき有り難うございました。